京都お宿吉水にて、今年の1月から仕込んでいた自家製たくあん美味しく出来上がりました。
たくあんに使用した大根は、ほんびょうさんの朝市に季節のお野菜や小麦、お米、大豆
を出店してくださっている堀田さんから頂いたものです。
大根は小ぶりながら葉っぱが青々としていてなんとも美味しそうでした。
今ならたくあんにするといいよと教えてくださったのが堀田さんでした。
堀田さんは滋賀県高島市で無農薬の小麦とお米と大豆を栽培している他に、酪農もしています。
無農薬栽培が難しいとされている小麦ですが、栽培している小麦は風味豊かで味わい深く、
パンやお菓子を作ると味の広がりが、ほかの小麦とは全くちがいます。
大豆は、吉水でも味噌作りワークショップで使用している「水くぐり」という滋賀県の在来種です。
堀田さんからは、毎回、パワーとおいしいものをいただいています。
ありがとうございます。
季節のものは美味しいけれど、とにかく量がありますので、保存食にしておくのがベストです。
作る時は少し大変ですが、アルバイトのKさんに手助けされようやくやる気に。
さぁ、頂いた大量の大根を洗い下準備です。
【たくあん漬けの作り方】
まず、葉のついた大根を洗い、2本の大根の葉を紐で括ります。
屋上に約2ヶ月くらい大根を干しました。
大根が曲がるくらい水分が抜けた状態でたくあん作りを始めます。
大根の葉を落とし大根を重量を計ります。
ボールに全体量の5%の塩、10%のぬか、昆布、鷹の爪、クチナシを混ぜ合わせます。
この時、りんごや柿の皮を入れても美味しくなるそうです。今回はアルバイトのKさんが柿の皮をくださいましたのでそれを入れました。
漬け込む樽の底に混ぜ合わせた米ぬかを入れ、その上に大根を隙間なく置いていきます。
最後に、葉を置いて落し蓋をし、重石をのせて1ヶ月、日の当たらない場所に置いておきます。
詳しい作り方については
、png ファイルを添付します。どうぞご参照ください。
1ヶ月以上経ち、Kさんがたくあんがもうそろそろだと教えてくださいました。
蓋を開けてみると
美味しそうに漬かっています。
早速、切って味見をしてみます。
たくあんは素朴な味がして、なかなか美味しく漬かっていました。
スタッフにも好評です。
吉水のまかないは玄米ごはんと汁物、たくあんシンプルながら素材の味を楽しめる食事を心がけています。
今度は、漬けたたくあんでいぶりがっこに挑戦してみようと計画中です。
今回、たくあん漬けに挑戦した美人スタッフ2人組。
たくあん漬けの作り方【png】
=スタッフ こけし=
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